《MUMEI》

「なぁ痣は?」


「消えたよ。」


僕は平然に答えた。


でも何人かのクラスメートはお互い顔を合わせた。



「痣って1日で消えるもんなの?」


「ん…、まぁ…。」


クラスメートは疑っている目をし、僕を見た。



だって、扉のことを言っても誰も信じないだろう。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫