《MUMEI》

79は包帯を巻いていき、僕に服を着せてくれた。


「ありがとう。」


「いえ。では私はあれをやりに行きますね。」


「うん、お願いね。」


「はい!」


79は優しく微笑み、魂のビンを持ち闇へ歩いていった。


僕は立ち上がり、椅子に座った。


ちょっと歩く時にバランスを取るのに苦労したが、すぐに慣れた。


そして、
目を瞑った。

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