《MUMEI》
台詞
『テンア、ちゃんと戻ってくるんだぞ。』


俺はテンアが
どこか遠くに
言ってしまうような
気がして、
今の台詞をいった。


「当たり前だ。それと子供扱いするな!」


『あぁ、分かってる。』


テンアは、飛んでいった。


「テンアちゃん!行ってらっしゃーい!」


アキラは手を振りながら、見送った。


俺とシンヤは羽ばたいていくテンアを見ていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫