《MUMEI》
クロス・ライン
その時…!

突如オレの目の前に、オレンジ色のマシンのケツが強引に割り込んできた!


差は1メートルも無い…!

(危ねッ!!)

危うく奴のケツに Kiss しそうになり、オレは慌ててマシンを左に振った!


パンチパーマは、S字クランクで逸脱したラインを力ずくで元に戻したのだ。

奴の強引なブロックにより、代わりにラインを踏み外すことを余儀なくされたのはオレだった…。


オレンジ色と赤白の NSR が描く2本のラインは、複雑に交わり合いながら連続コーナーを切り返していった!

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