《MUMEI》

テンアはやっと街を見つけ、ユージたちの所に戻ってきた。


「おかえり、テンアちゃん。」


『おかえり、見つかったのか?』


「あぁ、こっちだ。」


テンアは街に向かい歩き出した。



なんとなく、見覚えのある林や森を通っていった。



「なぁテン、俺聞きたいことがあったんだけどいいか?」


「あぁ。」

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