《MUMEI》
サイド・バイ・サイド
すると、パンチパーマはオレの存在を無視するかの如く、コーナー内側へマシンを被せてきた!


(ぶつかる!!?)

そう思った次の瞬間…!


…ドンッ!


パンチパーマの左膝がオレのマシンの側面に接触した!

チーム・オレンジお得意の体当たりだ…!


だが…


(舐めんな!!!)

先程のラパイド2号のときと違い、接触する直前に奴がマシンを寄せて来る様子が見えたため、オレはとっさに体当たりに対して踏ん張る体制を整えることができた。


パンチパーマは、オレに当て身を喰らわせるつもりが、逆に押し返される格好となり、驚いたようにマシンを引いた!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫