《MUMEI》
明日には
「離れろ!」


ミルティールは少し離れ、テンアを見た。


「テンアちゃん、パーロッシュさんに頼まれたんだけど、もう1回写真撮らせてくれって。」


「断る。」


「どうして?」


「私たちは、明日にはこの街を出る。」


『なっ!』


「えっ!」


アキラとミルティールは、驚きのあまり何も言えなかった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫