《MUMEI》
プレゼント
俺たちは、テンアを見ずに外を出た。



すると今まで口を開かなかったアキラが口を開いた。


「ねぇミルティールちゃんに何かプレゼントしない?」


『「えっ。」』


俺とシンヤはアキラを見て言った。


「あっ!もちろん、マスターさんにも!」


アキラは駄目かなぁという顔をした。


『いい考えだな。』


俺はアキラに微笑み、シンヤを見た。

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