《MUMEI》
お兄様
「お兄様!」


お兄様と呼ばれた猫族の人は、お嬢様に比べてすごく大人に見てた。


「心配したよ、さぁもう帰ろ。」


「嫌ー!」


お嬢様は俺たちの後ろに隠れた。


「おや、君たちは誰?」


『あっ!俺たちは、猿族のものです!』



「猿族?そう、妹がお世話になったようだね。」


いや
まだ
お世話してませよ…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫