《MUMEI》 マスターは箱を開け、テンアに見せた。 中には 銀色と クリスタルに輝く ネックレスだった。 形は細長いダイヤ型で 大きさは 10センチぐらいある。 「これを私に?」 テンアは、右手の人差し指で軽くネックレスを触った。 「はい。このネックレスは、闇を避け、光へと持ち主をいざないます。」 「それを私に?いいのか?お前が持っていた方が…。」 「いいんです、テンアさんが持っていて下さい。」 前へ |次へ |
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