《MUMEI》

「いいんですか!これを私に!」


「あぁ、マスターには色々世話になってるしな。」


「そんなお世話だなんて。」


『それにテンアに、色々物を下さったし、これは俺たちのお礼です。』


「あ、ありがとうございます。大切に使わせていただきます。」


「はい。」


「あぁ。」


俺はミルティールのことを考えていた。

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