《MUMEI》 あたしは、何のためらいもせず、トイレの扉を開け中に入った。 中はいつものトイレではなく部屋だった。 真ん中辺りには、黒い子が椅子に座っていた。 「ようこそ、扉の中へ。」 「あなた誰?泥棒さん?」 「僕は泥棒ではないですよ。」 「じゃあトイレさん?」 あたしは普通に言った。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |