《MUMEI》
恐ろしい考え
.









無理…




もう無理…





陸哉が私を愛してくれてるのは分かるけど、



もう疲れた。









「菜穂〜キスしていい??」







「いいよ」








私の冷たい唇に






陸哉の唇がふれる。









そのとき、







私の心に恐ろしい考えが








ふってきた。







疲れたんだもの…







もう、居ても意味ないもの。










なら、










もうあなたは命尽きるだけ。













..

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