《MUMEI》 するとビンの中から魂が出てきて、宙にふわふわ浮いた。 79は、浮いている魂を包むように優しく握り、それからゆっくり手を横に引いていった。 すると、丸い魂は、細い糸になりどんどん伸びっていった。 79は魂の糸の端をもち、まるで縫い物をするかのように、 木梨美拿の顔と星波綺惟羅(第11章)の首を繋げていった。 慣れた手つきで、綺麗に縫っていった。 魂の糸も綺麗に使い切っていた。 前へ |次へ |
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