《MUMEI》

少しして加奈がお風呂から上がった。

「空、上がったよ。」

「うん。なら次は僕がいってくる。」


僕はお風呂に入る為にかなと入れ替わってお風呂場に入ろうとした時、加奈がボソッと呟いた。


「左手しみるかもしれないね。」




「加奈どういう事?」


驚いて聞き返した。



「なんでもないよ。早く入って来て。1人寂しいから。」



「うん…」



しぶしぶ納得して僕はお風呂に入った。

でも、不安でたまらなかった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫