《MUMEI》
第15章 キオク
朝が来た。


ここは扉の中だから、
日は当たらない…。



しかし、
分かるのだ…。


僕はベッドから降り、いつもの椅子が置いてある部屋に向かった。








「おはようございます。」


「おはよう79。」


79はすでに起き、椅子の隣に立っていた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫