《MUMEI》

「79!!」


僕は79に近づこうとした。


「近づかないで下さい。」


79が怒鳴り、僕は動かなかった。


「うぅ…。私あなたに会えて本当に良かった…。」


「79…。」


僕は涙を流していた。


「あなたは毎回泣いていらっしゃる。」


「う…ん…。」


「私の記憶はちゃんと残り、あなたにまた会うことができます。」

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