《MUMEI》

僕は宙で輝いている魂を見た。


輝きは止み始めていた。


輝きが止み、宙には20歳ぐらいの男がいた。


男は少しヤンキーそうだが、ちゃんと紳士服を着ていた。


「主様!」


男は宙から床に降り、僕に近づき体を抱き寄せた。


「大丈夫ですか!主様!」


「うん、大丈夫だよ。」


男はほっとした顔をした。

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