《MUMEI》

「君の名前は、80だよ。」


「私の名前は80…。」


「うん。」


「私の中には、79人の記憶がちゃんと入っています。」


「じゃあ何をするか分かるよね?」


「はい!」


僕は目を瞑り、自身の力で赤い核心を出した。


80は、僕の核心を優しく包むように持ち新しい体にいれた。

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