《MUMEI》

俺たちは、湖を風呂にして入っていた。


アキラがテンアの髪を洗っていた。


「なぁミル、夕食に来なかったな。」


『あぁ。でも夕食は作ってくれたんだな。』


「そうだな。この風呂も最後なんだよな。」


『あぁ、全部がな。』


「おい!明日は早くここを出るぞ。」


「朝飯は?」


「なしだ。」


シンヤは、湖に沈んでいった。

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