貴方の中の小悪魔
を知る神秘の占い

《MUMEI》

友人と渋谷へ

ユウ)
ねぇ、舞。兄の結納があって、ちゃんとした服を買って来いって言われたんだけど、
付き合ってくれない?舞はセンス良いし、いつも自分に合う服をわかってるなーって思うから。
ケーキおごるから来てよ!

舞)
うん!いいよ!(ニコニコ)ユウはスタイル良いし可愛いし、私なんかが見ていいの?


ユウ)
ここのブランド有名だよねぇ。でも、私に似合うかなー?中に入ってみる?

舞)
ワー、似合う、似合う!落ち着いた雰囲気で可愛いから良いと思う。本当にユウに合ってるよ、その服!

ユウ)
ほんと?舞って、なんでも悪いようには言わないからなぁ。アレ?舞、どこ行くの?

舞)
(ワー、布の香り、いい匂い。仕立てが丁寧だな。
色使いもきれい!あ!こんな服!私も着てみたい!こっちのもいいかなー。)

ユウ)
まっ、舞・・・。じゃ次、見に行こう!

舞)
(ここも良いなー。ビーズが使われてて可愛い。こんな細かい所も工夫してある・・。)

ユウ)
舞、これはどう?似合う?っていうか、さっきからどうしたの?いつもの舞と違うけど・・。

舞)
えっ?ちゃんと選んでるよ。私なら、ウインドウに飾ってあるスカートと、このジャケットが合うと思う。インナーは前の店の白いのがスッキリしているかな・・。

ユウ)
ホントに?じゃ、店員さん。ウインドウに飾ってあるスカートとこのジャケット試着させてください!

舞)
(あー・・。布、デザイン、色、細かく丁寧な作り方、もっといろんな事を知りたい、勉強してみたいなー。)

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