《MUMEI》 「兄さんの手…、あったかい…。」 「もっと温かくしてやる。」 「ありがとう…兄さん…。」 「羅稟、もっと甘えていいんだぞ。何でも言え、俺が何でも叶えてやる。」 「じゃあ、私が死んだら私を忘れて…。」 俺は羅稟が言ったことが信じられなくて、表情が固まってしまった。 「何言っているんだよ!」 「それが私の願い。兄さんは新しい人生を歩んで…。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |