《MUMEI》

僕の頬に水が当たり、僕は目を開けた。


目の前に兄さんがいた。


兄さんは驚いた顔をし、涙を流していた。


「兄さん、どうしたんですか?」


兄さんは、ビックとし僕を見た。


「俺のことを兄さんと呼ぶな!」


兄さんは震える声で僕に怒鳴った。


俺は
なんということを
してしまったんだ…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫