《MUMEI》
イタイ×イタイ
「やっと終わった」

授業が全て終わった

・・・・さて、帰るか

そう思い、席を立つと

「ねぇ、涼哉君。一緒に帰らない?」

真樹が誘ってきた

「別にいいけど、方向はいっ・・・・」

しょなの?と続けようとしたとき影が突っ込んできた

「りょ〜君!」

「グフッ」

頭から腹に突っ込んできた

僕は床に倒れた

「っつ〜、律、こういうことはダメだと言っただろ」

頭をひっぱたく

「痛いよ〜、涼君(泣)」

涙目になっている

「二度目だからだ」

「もっと別のやり方があるのに」

ふくれ面になった

「・・・・・・お姉」

いつ現れたかわからない扇の声と同時に

スッパ〜〜ンといういい音が鳴った

「扇、痛いよ〜(泣)」

「・・・・・・お姉が悪い」

そう言ってハリセンを鞄にしまった

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