《MUMEI》

夏の最後のキレイな星空を眺めながら、美那子と有紀は盛り上がっていた。




『じゃ、優斗さんはみっちゃんに頼んだからね!!』




『うん!ってか、なんでさん付けなの?普段から遊んでるんでしょ?』





『一応、今日は学童の用事だしね!』




『ふ〜ん?じゃっ、行こっか!?』



ジャリジャリ・・・―






『優斗さんっ。ちょっといいですか?』



『ん?どした?』




『えっ!優斗だけ〜!?みっちゃんだいたぁん!!』





『かっ、からかわないで下さいっ!!行きましょ!優斗さんっ!』




『俺たちのけ者な訳!?』




『もちろんです!私は優斗さんとラブラブしてきますから、邪魔しないで下さいね!!』

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