《MUMEI》

私なんでこんな見知らぬ変な男に飴なんか買ったんだろ…。

横で歩いている、いろんな種類の飴でいっぱいの袋を片手に、棒つきのキャンディーをペロペロと満足気に舐めている男を見て、ため息をついた。

それに気付いた男が、
「ため息つくと、幸せ逃げるよ?」
と私にも棒つきキャンディーを差し出した。


それを受け取って、またため息をついた。


誰のせいでついてると思ってんのよ…。


私はお母さんに頼まれた物が入った買い物袋を持ち直し、またゆっくりと歩きだした。

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