《MUMEI》

氷の粒子たちは、俺の体に薄い膜を張った。


不思議なことに、とても冷たく気持ち良かった。


「テン、出来るじゃないか!」


「あぁ、少し苦労した。」


テンアは羽を消し、砂漠に降りていた。


「テンアちゃん、これは何なの?」


「シンヤが言った通りの物を造ってみた。」


『シンヤお前、何て言ったんだ?』


俺はシンヤを見た。


アキラもシンヤを見ていた。

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