《MUMEI》 手荒い祝福ピットへ帰ると、兄貴と岡ヤンからの荒々しい袋叩きの祝福が待っていた。 岡ヤン『テメー!コノヤロ!美味しいトコだけ持っていきやがってー!!(笑)』 ボコスカとオレのメットを叩く岡ヤンの口調は、物静かな普段の印象とは違い、とても乱暴だったが、その目はとても嬉しそうに笑っていた。 兄貴『オレの NSR のお陰や!…(笑)』 バコン!…と一発、オレのメットに平手打ちを見舞った。 腕力が強い兄貴の祝福はマジで痛い…! オレは狭いピット内を逃げ回りながら、笑い転げていた。 …この時の歓喜は今でも忘れられない。 前へ |次へ |
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