《MUMEI》
転校生
キーンコーン…

「はい みんな 席に着け」
栄河高校 2年A組 担任 体育教師の 清原が 生徒たちを 一瞬にして だまらせ 席につかせた
彼は 栄河高校いち こわいせんこうなのだ

栄河高校は 共学高校である

「今日は 転校生を 紹介する 」
清原は そういって 教室のドアをあけた
すると 背が高い 男が入ってきた …若松 裕だ「若松 裕だ 若松 自己紹介しろ」

「若松 裕です よろしく…」
クールに 自己紹介を 終えると 清原が
「若松の席は 佐藤の横だ 佐藤これから 若松が わからない事 教えてやれ」

「は はいっ」
若松は 情けない返事をした佐藤とやらの 隣に座った

朝の ホームルームが 終わると みんなだらけて 気が抜けた 様子だった
そして 佐藤とやらも

「なぁ 俺 佐藤 渉 よろしくな」

「うっす あのさ 何でみんな さっきと 違うんだ?」

「あぁ みんな 清原がこえーんだよ」

「へー ただのせんこうじゃん」

「それがちげーんだよ 清原ってさ 前の学校で生徒 5人 半殺ししたってうわさでよ それも その学校が ここらで一番不良が多くてつえー七海高 なんだよ」

「へー…つうか あいつらは 俺らの クラスじゃないみたいだけど」

「あぁ あいつらは クラスしきってる 頭だよ
このクラスは 山田 聡
B組は あのジャラジャラしてる 松岡 翔梧
C組は あの Tシャツきてる 木村 隼人
んで D組は… あれ?どこだ?」

佐藤は 目をキョロキョロさせている

「あいつ?」

「あぁそぅ山田 俊やっぱわかるよな あんな不良 丸出しのやつ でも 山田 聡の 双子の弟 なんだぜ すげ〜よな」

「んー あの女は?」

「あれ?気付いた? 驚くな あいつ 菊地 華っていってさ 2年全体を 仕切ってる 大頭なんだよ」

若松は 佐藤の話を つまらなそうに 聞いていると

「あっ こっちくるよ」
菊地という女が 近寄ってきた

「なぁ こいつ誰」

「転校生だけど 若松 裕って いうんだ」

「へー それより 佐藤 放課後 ちょっと つきあえ」

「えっ!あの… ちょっ」
佐藤が また情けない声を出した

「じゃっ 放課後」
と菊地は 各クラスの 頭をつれて さっていってしまった

「やっべーよ 何されっか わかったもんじゃねえよ」

「あいつ 本当に あたまか?」

「女だからって バカにしちゃいけねぇ」

「いや 女とかじゃなくて」

「えっ何かいった わりぃ 聞こえなかっ…」

「はい 席について 授業はじめるよー」
佐藤の言葉をさえぎったのは 女性英語教師の松村だった

しぶしぶ 英語の準備をした 若松は 窓の外を見つめていた

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