《MUMEI》

塁羅と勳羅と、元通りに戻った部屋に入り椅子に座った。


テーブルには塁羅の朝ご飯が置いてある。


「塁羅、俺に対して魔法を使わない約束だろ?」


塁羅は何も言わなかった。


「なぜ使ったんだ?」


「だって勳羅が!いい加減大人になれよ!

僕から冷たくされたくらいで毎回変なことしやがって!」


「だって、塁羅は女の子みたいなんだもん。」


確かに塁羅は女の子みたいな顔をしている。

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