《MUMEI》

「へぇ今のも、勳羅さんの発明ですかい?」


「違うよ。塁羅は魔法が使えるんだ。」


「へぇー。」


飛角紫吾はのんびりソファーに座っていた。


「塁羅、壁直しておいてね。」


勳羅は笑顔で言った。


塁羅は文句も言わず、水色の光を放ちながら壁を直していった。


『お前の魔法って便利だな。』


飛角紫吾は、ソファーに座りながら言った。

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