《MUMEI》

今日から2年生
新しい生活にワクワクしすぎたからなのか
浮かれてたからなのか
あたしはいつもならなんてことない
ホームにある小さな段に足を引っかけた





『…ぎゃっ…!!』





前につんのめったかと思うと
そのままこけた
かばんはふっとび
中の物がそこらへんに散らばった





恥ずかしさで顔が一気に赤くなる



『…すいません』



筆箱やら下敷きやら
飛びちった物を
拾ってくれた人に小さくお礼を言い
あたしはとにかく走り出した
走って逃げた
恥ずかしすぎるっ!!





『…あっ!!
ちょっと待って…!!』





さっきまで
バスケトークしてた声が
後ろから聞こえたような気がした
でも恥ずかしさで頭がいっぱいで
あたしは立ち止まることができずに
一気に階段をかけおりた

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫