《MUMEI》

「私、沙羅って言います。失礼ですけど、あなた……何者ですか?」



私は少しためらいながらも、はっきりと1つ目の質問をした。



「俺の名前は、エゼル。真実の神だ。」



エゼルは透き通った瞳を私に向け、私の質問に答えてくれた。



「神様?」



納得の行かない私は首をかしげたがら尋ねた。


「ここは何処ですか?」



エゼルは、私を見てから今居る、世界をぐるっと見渡して、また私の方へ目をやった。



「絵本の中だ」



エゼルの言葉を聞いて、忘れかけたことを思い出した。



「そういえば、私……古ぼけた本を開いた時に…。」



私は、こんなことって起きるもんだなと、凄く感心した。

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