《MUMEI》

ノックと共に一人の男が部屋に入って来た。切れかかった蛍光灯の不快さに顔を歪めながら、資料を整理している彼女の所へ近づいていく。

「全部揃えるにはまだ時間がかかりそうだな。今日はこのあたりで切り上げたらどうだ?」

「中身を読みながらでしたので時間がかかってしまいました。もう少ししたら帰ります」

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