《MUMEI》

"グー"


またしても、シンヤの腹音…。


テンアを
紹介する前に…


『シンヤ、腹の音なんとかしろ!』


「大丈夫よ、それよりあなたの名前は?」


コナバラさんは、テンアに近づき、テンアと同じ目の高さにするため、しゃがんだ。



「テンア。」


テンアは地図本を閉じながら、言った。


「そう、よろしくね。」


コナバラさんはテンアに、優しく微笑んだ。

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