《MUMEI》

「お前は誰なんだ?」


「僕は…。」


羅稟ではない
決して


だって本当の羅稟は
無の存在
になっている…。


「僕は人間ではありません。あなたが僕を作ってくれました。」


「お前、さっき羅稟に会ったんだろう…。」


俺は怯えと恐怖で汗をかき、すごく寒かった。


「は、はい。」


どうして
知っているのだろう…

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