《MUMEI》

僕は知らぬまに力を使ってしまい、今までの記憶を閉ざしていった。


いや
消したかったのかも
しれない…


兄さんと
過ごした大切な日々を


そして
兄さんを
殺してしまった
という事実


あの時
僕は
羅稟ではありませんと
言わなければ
良かった…






僕に残った記憶は
力と…


人間という
興味
だった。

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