《MUMEI》 空のはじっこ、恋の方。花輝く。夏の空に咲く花びら 君と二人 眺めてた。 消えないように、 消えないように、 見つめてた。 その花が、 君に似ていたからかもしれない。 目を放さずにはいられなかった。 目を放すと、 君が消えそうで 怖かった。 夜空の輝きと一緒に 消えていきそうで 怖かった。 けどそんなときは― 俺が掬い上げるよ? 消えないように 優しく そっと 夜空に願った。 前へ |次へ |
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