《MUMEI》
適当に
「そうだよな。」


『でもまだ眠っているということは、すごい魔法だったんだろうな。』


「そうかもな。」


「ねぇ僕たちって、どこに向かっていたの?」


「さぁ、ずっとテンが地図本を見ていたし。」


『とりあえず、どっか休めるところを探そうぜ。ここにいても、しょうがない。』


「そうだね。」


「いつテンの魔法が切れるか分からねぇし。」



俺たちは適当に歩き出した。

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