|
《MUMEI》 車内無理やり乗り込まされてから何分たったんだろう…。 入学式に間に合わなかったら合格取り消しになっちゃうよ…。 腕時計で時間を確認したら9時08分だった。 あぁ…もうダメだ…。やっぱり間に合わない運命だったんだ。 そういえばさっきからこの車ワイミーズ高校に向かってなくない?むしろ遠ざかってるような…。 私は我慢出来なくなって運転席にいる老紳士に尋ねた。 「…あの…運転手さん。この車どこに向かっているんですか…?学校から遠ざかってる気がするんですけど…」 「あなた以外の乗客3人を乗せてから学校へ向かいます」 老紳士ではなく隣にいる猫背の男が応えた。 「でももう9時10分ですよ?入学式始まってますよね…?」 「大丈夫です。この車に乗っていけば遅刻しても怒られるどころか歓迎されますから…。あっワタリそこの角を左です。」 「分かっていますよ竜崎」 え…?なんで遅刻して歓迎されんの?意味わかんないよ…。 「なんで遅刻して歓迎されるんですか?」 「ほほ…それは学校に行けばわかりますよ。詩乃さん」 「えっ!?なんであたしの名前「あっいました。相変わらずですね」 私はその3人を見て唖然とした。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |