《MUMEI》

掃除のおばさんの顔は―


―高山だった。


(何で?)


高山は、駅前のビジネスホテルで働くと言っていた。

しかし、さっきのは、間違いなく高山だった。


―その夜。


祐希と別れ、自宅に戻った俺の携帯に、高山からメールが来た。


『話したい事があります。近いうちに会えますか?

その時、できたら一緒にいた彼も連れてきて下さい』

―と。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫