《MUMEI》
目があうたびに
大好きだった彼氏からいきない言われた。
『お前みたいなブス、生理的にムリなんだよ。』

自殺しようかと思った。
自分を恨んだ。
中3の秋だった……。

それから、お金になる事なら何でもした。
援交ばっかだったけど。
股ひらけば、オヤジはみんなお金くれた。

そんな虚しさとか、淋しさで食欲もなくなって。
体は激痩せした。おかげで着たかった服も着れたし良かったのかもしれない。

節約もして、高校に入学する前に200万円のお金が用意できた。
親には、相談してたしたぶん呆れてたし諦めてたんだろぅと思うけど……。


私の整形手術を認めてくれた。

きれいな鼻。可愛い目。
鏡を見た私は、夢かと思うぐらいビックリした。
『かわいい。』それしか言えない。


高校に入学して、何人もの人に告白された。
かっこいい人もいた。
スポーツ特待もいた。
でも、一人だけ目もあわせてくれない人がいた。

英語の教師。
荒木優太。

悔しかった。私だけの先生になってほしかった。
気付いたら、好きだった。だから、勉強も頑張った。特に英語。満点もあったし授業態度も良くした。

おかげで、成績はよかったけど……。


先生を想って、一年たった高2の夏。

テストを返された、その瞬間に初めて、先生の目を見た。
初めて、先生が目を見た。


嬉しくて、嬉しくて。
もぅ、何も望まないって思えた。
それから、目があうたびに息が止まらそうになった。笑いかけられるたびに舞い上がってしまった。
話すたびに、ニヤけてしまった。

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