《MUMEI》
仲直り
河原でしばらく過ごしたあと
明るいうちにあたしは家へ帰った



学校から連絡があったらしく
母がそわそわした様子で玄関の前をうろちょろしていた



『もー!!びっくりしたわよ!! 何やってんのよ、まったく…!!』


少し怒りながら言う母に


『ごめん』


と謝ると変だと思ったのか


『まあいいけど…』


とぶちぶち言いながら家に入って行った
あたしも母につづいて家に入り
自分の部屋でなつきのことを考えていた




ついカッとなってあんなことを言ってしまった
ほんとに…全然あんなこと言うつもりじゃなかったのに…
なつきが言ったことは正しい

正しいのに…

忘れられないあたしがおかしいのに…








明日、上手く謝れるかな…


また仲良く話してくれるかな…



……―――









疲れていたのか
あたしはいつの間にか寝てしまっていた

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