《MUMEI》
認めてもらえない
「しかし、種族として認められていないですけどね。」


男性は辛そうな顔をした。


「あるのはデンエという言葉。きっと良い意味ではないんでしょうね。」


「みなさんたちは、自分たちのことを、なんて言うですか?」


「種族としての名前はまだ、何て言えばまだ分からないんですよね。」


『いい種族の名前が決まるといいですね。』


「あなたたち猿族の人たちは凄く良い人ですね。」

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