《MUMEI》

でも、しなかった。


気持ち悪いと嫌われるのが、怖かった。


だから ―


「親友だろ」


…笑ってごまかした。


それでも、想いは消えなくて。

一緒にいて、募るばかりだった。


卒業したら、俺は県外に進学・慎は地元に就職する。

(もう、今までのように一緒にはいられない)

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