《MUMEI》 ルイトハサキ涼哉と別れた琉衣は羽咲にちょっかいを出されていた 「あの兄さんは琉衣の義兄ってことか」 「そうだよ」 「なるほど、これは叶わない恋だよな〜」 「!!!?な、なな何を言ってるの!?」 顔が赤くなった 「冗談で言ったのに分かりやすいな〜」 「……!?」 怒りたいが声にならなかったらしい さらに顔が赤くなった 「まあ、その気持ちは分かるな」 「えっ?」 そんな言葉が出てくるとは思わなかった 「あの兄さん格好いいし。オレっちってあまり恋愛に興味ないけどあの兄さんならいいかも」 「…本当に?それは嘘?」 「いや、まじで」 ‥‥どうやら本気みたいだ 不安を思いながら、琉衣は教室に入った 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |