《MUMEI》

ズズ〜!


「うん、美味しい」





髪をしばって、麺をすする高山は、向かい側に座る俺達に、幸せそうな笑顔を向けた。


「?何?」

「いや…」


(どうも、ギャップが…)


「変わってるよな。
女って、こういうとこ、苦手じゃね?」
「そう?」

祐希の嫌味?も、気にしない様子。


それから、三人で黙々とチャーシューメンを食べ続けた。


高山は、俺達と変わらぬペースで、チャーシューメンを完食した。

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