《MUMEI》

『ユージです。』


「アキラです。」


「シンヤだ。」


『それとこの子はテンアです。』


「よろしく。」




ラミカさんはすぐに帰ってきた。


手には小さな籠をもっていた。



ラミカさんは、籠の中から黒い小さな木の実を少し出した。

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