《MUMEI》

「お兄ちゃんは寂しくなかった?」


『俺か?俺も寂しくなかったよ。みんなが優しくてしてくれたから。』


そう、
みんなが
優しくしてくれた…。


俺を息子同然として
扱ってくれた。


それは
今でも変わってない。


「そうなんだ!」


「あたちたちと同じだね。」


『そうだな。』


子供たちは、チェリピーモを食べ始めた。

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