《MUMEI》 慎は悩んでいるようだった。 (面白そう) 俺は、素直にそう思った。 「なぁ、慎」 『ん?』 「『それ』やる時、俺も一緒に行ってもいい?」 『あ?…見舞いに行ってもいいか、高山に訊いてからな』 (よし!) 俺は、思わず小さくガッツポーズした。 あの高山の、どんな姿が見れるか… 少し…かなり楽しみになった。 前へ |次へ |
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